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中国駐在員報告

2004年5月 社会・時事
駐在員 : 小杉 長生


不動産価格の上昇と安全性

    中国の不動産価格は全体的に上昇傾向にあり、平均で7.7%の伸びとなっている。最も伸びが高かったのは上海市の28.3%で、続いて瀋陽の19.6%、青島の16%、重慶の14.5%、南京の12.1%、杭州の10.5%、一方、昆明、ウルムチなどは変化が少なく、地域格差が広がってきている。
    上海では建設ラッシュが続いており住宅に関しても同様に価格上昇が見られる。しかし、新築以外の古い建物でも日本の建築基準と同等レベルの施設・設備がある住宅は外国人の需要が高く価格が上昇する傾向にある。それに比べ、中国人向けの住宅は建築年数による価格の低下はあるが、安全上に問題がある。
    上海の日本領事館では、今年1月から3月までに同領事館管内(上海市、江蘇、浙江、安徽各省)で、住宅内の邦人のガス中毒による死亡が4人となり、過去最悪の通年5人を上回る恐れがあるため、在留邦人に注意を呼びかけている。その注意事項の中に「ガス事故になりやすい種火には極力注意を払うこと」とある。
    私の住宅は一応外国人用ではあるが、新しい建物でもなく、日本の建築基準レベルでない。そのためかどうか解からないが、ガスの種火が消えることが何回か起こった。そのため、住宅の管理者に修理を依頼してあるが、中国的で(中国だから当たり前か)なかなか修理に来てもらえず、自衛策としてガス器具のある台所の窓は常に開けて置き(寒い時でも)、種火を点けている間は換気扇を回している。


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