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中国駐在員報告
2002年5月 経済 駐在員 : 外山 敬三
・中国初の宅配事業に日本企業が進出
住友商事と佐川急便は旅客・貨物輸送大手の上海大衆交通(集団)有限公司と合弁で、上海市を拠点に中国初の宅配便事業を手がけることで合意した。
上海では卸売・小売店舗が急増し市内百貨店・スーパーへの配送や郊外の工場間輸送など小口貨物の配送需要も増加しているが、高度にシステム化された配送サービスが無く、非効率な配送がメーカーや店舗のコスト増の要因となっている。新会社は日本の高度に進んだ宅配便事業のノウハウを生かして企業相手の小口配送を手掛けるほか、将来は個人向けにも進出、全国展開を目指し、3年後には7,000万元の売上を目指すとしている。
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