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中国駐在員報告
2000年10月 経済 駐在員 : 今村理一郎
県内家具業者が中国家具事情を視察
静岡県日中友好協議会が組織した静岡県家具調査団一行12名(団長:高橋正幸起立木工株式会社社長)が9月11日から17日の日程で浙江省(杭州、紹興、寧波)、江蘇省(昆山)を訪問し、家具団地、家具工場、家具展示会を視察した。
中国には、現在3万社の家具工場があり、年間生産額は1兆3千億円程度である。輸出は年々増加し、昨年は3千億円に達した。
調査団に参加した人達の感想は、家具の製造技術、出来映えが毎年向上しているのに驚いたということであった。日本では既にカタログ販売の家具製品は、中国をはじめとする輸入品がほとんどであるといわれているが、今後日本国内の中級品以下の家具は、外国産品の攻勢に会うことは間違いない。
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