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東南アジア駐在員報告

2015年11月 社会・時事
駐在員 : 芦澤 裕之


10月19、20日の2日間、ジャカルタ(インドネシア)で行われたインドネシア昇龍道プロモーションに、県観光振興課の担当者と共に参加した。

中部広域観光推進協議会は、関係機関と連携して、平成24年から、中部北陸9県のエリアを「昇龍道」と称し、アジアからのインバウンド誘致を進めている。今回のプロモーションは、(一社)中部経済連合会の三田会長を団長とした9県3市及び会員企業のミッション団に、愛知県観光協会グループ、愛知県知事団を合わせた、100人規模の大訪問団で行われた。

プロモーションの内容は、1日目が表敬班2チーム、実務班6チームに分かれての旅行会社へのセールスコール、2日目が旅行会社との商談会、観光セミナー、昼食交流会である。本県からの参加者2人は、1日目は実務班に入り、それぞれ4社の旅行会社を訪問した。2日目の商談会では静岡県ブースを構え、7社と商談を行った。

セールスコールでは、まず班長が昇龍道の重点ルート6コースを統一的にPRし、次に各地域及び施設が各自の説明を行う。本県は重点ルートのうち、「広重ルート(東海道)」「伊勢巡礼ルート」の2つに含まれている。

訪問した各社はゴールデンルート、昇龍道のツアーを精力的に造成しており、静岡も浜松、御殿場アウトレットなどの定番観光地はよくルートに入っている。

ジャカルタの旅行会社には日本の情報がまだ不足しているためか、ランドオペレーター(国内の手配を引き受ける旅行会社)に任せてしまう傾向が強い印象を受けた。たとえば、参加者から「なぜ浜松、豊橋に泊まって、名古屋には泊まらないのか」と質問が出ると、「ランドオペレーターがそう組んでいる」との回答が返ってきた。

一方で、各社に使っているランドオペレーターを聞き取ったところ、依頼先が重複していることが分かった。各社の造成するツアーの内容がよく似ているのは、このことが原因と考えられる。このため、定番以外の新しい観光地をツアーに含めてもらうためには、海外においては旅行会社への継続的な情報提供や新しいランドオペレーターの紹介、国内においてはランドオペレーターへのセールスコールが必要であると感じた。

昼食交流会の際、ある現地旅行会社の幹部に感想を聞いたところ、「各地域がこぞってインドネシアに来ているが、今回のプロモーションは規模が大きく、インパクトは非常に大きい」とのことであった。上述した「旅行会社への継続的な情報提供」の視点から考えて、旅行会社に対して影響力のある昇龍道プロジェクトに本県が積極的に関わる意義は大きい。


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