台湾駐在員報告
2024年2月 経済 駐在員 : 市川 美奈子
2024年1月19日、高雄−静岡チャーター便が富士山静岡空港に到着した。富士山静岡空港に台湾からの国際線が再開するのは3年11か月ぶりであり、空港は、放水アーチによる到着便の歓迎や、ゆるキャラによるお出迎え、搭乗者へのノベルティ配付などで大いに賑わった。
今回のチャーター便は、1月19日から3月29日までの約2か月半、週3往復で運航される。原則としてインバウンド(台湾発)の団体旅行用だが、初便(1月19日)と2便目(1月21日)は、アウトバウンド(静岡発)での利用が可能となった。このことを受け、各所に利用を呼び掛けた結果、静岡発高雄行きの便には、2便に計61名が搭乗した。小職は2日とも高雄国際空港でお出迎えをしたが、台湾に取材に来られた方、台湾周遊ツアーに参加された方、出張で台湾南部にセールスに行かれる方など、台湾に来られた目的はさまざまであり、多様な用途で同便を御利用いただけたことを大変嬉しく感じた。
また、1月22日には、高雄市内で、台湾南部の旅行会社を対象とした静岡県観光商談会を開催した。本県からは自治体や事業者など10団体が参加し、台湾の旅行会社との間で、熱心な商談が行われていた。旅行会社からは「新しくオープンした施設の情報や、浜名湖花博の情報、ゴルフ場の情報など、様々な情報を得られて非常に良かった」との嬉しい声をいただけた。
今回のチャーター便運航と現地での商談会を無事に開催できたのは、ひとえに関係者の皆様の尽力の賜物である。皆様のお力添えに、心からの感謝の意を表したい。
【高雄市内での商談会】
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