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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2004年2月　その他
駐在員 ： 橋本勝弘

シンガポール 観光客誘致へ打ち出の小槌

シンガポール観光庁（STB）が打ち出した次なる観光客誘致キャンペーンとして、「レッツ･マカン」を開始した。このキャンペーンはシンガポールの伝統料理を前面に打ち出したもので、空港、ホテル、観光地などで、シンガポール料理ガイドブックを配布し、多種多様な料理とレストラン街を観光客に紹介するほか、シンガポールを食のハブとして中国、日本などにも紹介する活動を展開するとしている。
こうしたキャンペーンと歩調を合わせて、チャンギ国際空港では、昨年末から「グランド･トランスポート･センター」が設置されて、好評を博している。これは空港シャトルサービスやリムジンタクシー･サービスなどを手配するブースを一堂に揃え、旅客が好みの交通手段を選べるようにしたものである。センター内にはレストランの料金割引やバス･電車（MRT）運賃の支払いに使える「トラベルカード」の販売ブースもある。空港を管理するシンガポール民間航空局（CAAS）は、さらにレンタカー･カウンターの機能も加える計画である。こうした取り組みは、各種ブースが到着ホールのあちこちに散らばり、分かりにくいとの旅客の声に応えたものである。
　静岡県の人口より少しだけ多い約400万人の国が、年間約2,500万人の旅客を迎えるために、様々な努力をしている姿勢は大いに参考になると思う。


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