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東南アジア駐在員報告
2010年7月 社会・時事
駐在員 ： 長谷川卓
６月21日〜24日、自立型ロボットによるサッカー、ダンス、災害救助などの種目を競う世界大会「ロボカップ2010」が、サンテック・シティ・コンベンションセンターにおいて開催された。
静岡県からは、ジュニア(19歳以下)の部に沼津市出身の千葉勇馬君(中１)、司君(小３)の兄弟チーム「くるくるミラクル」が出場。同チームは、昨年、オーストリアのグラーツで開催された大会にも出場し、「サッカーＡ14歳以下部門」で優勝した強豪だが、今回はジュニアの部で最もレベルが高い「サッカーＢオープン部門」に参加。世界各国から41チームが出場した同部門において、日本チームとしては唯一決勝リーグへ進出、惜しくも表彰台は逃したが、個別チーム成績で第４位と健闘した。
同部門出場者は16〜19歳の各国の高等専門学校チームが中心であり、ロボット性能は、ハード、ソフトともにシニア部門にも引けを取らない。14歳以下チームの挑戦は難しいと見られていたため、日本の小さな兄弟ペアの予想を超える善戦は会場内からも大喝采を浴びた。
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