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中国駐在員報告2009年8月 経済 上海でエンタテインメントを楽しみましょう!! そして今年9月には、英国ロンドンからミュージカル「キャッツ」が、世界公演の一環として中国にやって来る。上海市では9月5日から12日まで、北京市では同月19日から27日まで、公演予定である。なお、英国の劇団による「キャッツ」の公演は、中国では、既に2003年から2004年にかけて公演したので2度目となる。 「キャッツ」は、英国の文学者T.S.エリオットの詩集「キャッツ〜 ポッサムおじさんの猫とつき合う法」を原作とし、アンドリュー・ロイド・ウェーバーの曲により、1981年5月にロンドンのウエストエンドの劇団が初公演を行った。それ以降、28年間、10数の言語により、20数カ国で公演されており、日本では、劇団四季が公演している。 さて、中国におけるミュージカルの公演は、「キャッツ」以外では、「レ・ミゼラブル」、「ザ・サウンド・オブ・ミュージック」、「ノートルダム・ド・パリ」、「マンマ・ミーア」などを、世界中の有名劇団が演じている。 かつて、「世界の工場」といわれた中国は、現在では、「世界の市場」として、超一流のミュージカルでさえも、興行が成立する世界有数の市場となった。 さらに上海では、ミュージカルだけでなく、世界中からエンタテインメントが集まる都市なので、静岡県民の皆さんも、ぜひ、静岡・上海の直行便を利用して、「一流」を体感していただきたい。また、上海市内には、100以上の博物館、美術館があり、中国だけでなく、アジア、そして世界中の「本物」の文化、芸術に触れる機会も沢山あるので、併せて、楽しめる。 このようなことを体験できることは、富士山静岡空港が開港したことによる直接的なメリットであり、このような経験を県民の皆さんが積み重ねることにより、国際交流が県内に幅広く、深く浸透していくきっかけになると信じている。 |
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