韓国駐在員報告
2016年12月 社会・時事 駐在員 : 松村昭宏
韓国文化財庁によると、ソウルにある景福宮(キョンボックン)、昌徳宮(チャンドックン)、昌慶宮(チャンギョングン)、徳寿宮(トクスグン)の4大古宮と宗廟(チョンミョ)の年間観覧客数が2016年、史上初めて1千万人を突破した。
4大古宮と宗廟の年間観覧客数は2012、2013年には約800万人だったが2014年は970万人に増加。2015年は中東呼吸器症候群(MERS)流行の影響で900万人に減少したものの、2016年は11月末に1,000万人を突破、最終的には1,070万人に達すると見込まれる。
この理由として、2016年は夜間特別観覧期間が2015年の48日から120日に増えたのに加え、昼間に限られていた韓服(韓国伝統衣装)を着た人の無料入場が夜間特別観覧期間も実施されたこと、宮中文化祝典(4月29日〜5月8日)など古宮での多彩なイベント開催により、観覧客が増加したことが挙げられる。
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