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東南アジア駐在員報告
2010年3月 経済 駐在員 : 長谷川 卓
シンガポール・・・初のカジノオープン
前号で報告したリゾートワールドセントーサ(RWS)の主要部門の一つ、カジノ施設が、春節当日(2月14日)、風水で縁起の良い数字にちなんだ、午後12時18分にオープンした。カジノとユニバーサル・スタジオ・シンガポールの開業は3月にずれ込むとの大方の予想を覆しての早期開業は、春節中にシンガポールを訪れる中国本土からの観光客に対応したものと見られる。
春節休日(14日〜16日)を含めた第1週目の来場者数は約15万人に達し、セントーサ島の他観光施設への入場者数も上昇、昆虫博物館やゴーカートでは前年同期比20%増加した。また、セントーサ島周辺の商業地区でも来客者数が増加したと報じられており、カジノ開業による経済効果は、まずは期待通りと言ったところのようだ。
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