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中国駐在員報告

2003年8月 行政
駐在員 : 外山 敬三


上海、猛暑で電力不足が続く

    先月25日に過去最高の39.6度を記録するなど、記録的な猛暑が続いている上海市で、先月28日、今夏初めての大規模な停電が発生した。29日付新聞晨報によると、停電が起こったのは浦東、閔行、松江、金山、楊浦、閘北の各区。市電力当局によると「夜になっても気温が下がらず、エアコンの使用等で電力負荷が昼間とほぼ同じとなったため、停電に踏み切らざるを得なかった」とのこと。
    上海市の総発電量は900万キロワット。この夏の電力負荷は過去最高の1,337万キロワットまでに上昇し、近隣省から送電を受けているが、常時100万キロワット分が不足気味で、しかも最近は近隣の省でも電力不足の傾向が強まり、送電もままならない状況になっている。このような状況を受けて、上海市経済委員会は7月29日に緊急会議を招集し、市民への影響を最小限にとどめるため、工業用電力の供給制限をさらに強化することを決めた。今までも市内約800の企業に工場の一部操業停止を求めたほか、300社にピーク時の電力供給制限(停電含む)を実施してきたが、さらに1,000社以上に電力供給制限を行うことにした。しかしこれらの措置を採っても、今後も停電が発生する可能性は十分あると見ており、市民に節電を呼び掛ける一方で、観光名所である外灘(バンド)などのライトアップ中止など節電対策を進めている。
    一方、エアコンの売上は記録的な伸びを示している。7月当初に比べると販売台数は1ヶ月足らずで一気に4倍に膨れ上がっており、中国の大手家電メーカーでは、1日の販売台数が平均3万台に達し、7月15日には過去最高の6万台を記録したとのこと。


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