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中国駐在員報告

2016年11月 社会・時事
駐在員 : 土屋岳久


 日本政府観光局(JNTO)が10月19日に発表した「訪日外客数(2016年9月推計値)」によると、中国からの訪日客数は2016年1月から9月までの累計で500万人を越え、2015年の年間訪日外客数(499万人)を越えたとの事である。
 
また、10月5日付の上海紙・東方早報によると、中国人の訪日観光に関して、出身地や旅行形態、旅行目的に大きな変化が生じているとのこと。例えば、訪日客の出身地に関して、今までは、上海、北京、広東省といった都市部が主であったが、現在は、江蘇省、浙江省、四川省、遼寧省、天津市、重慶市といった地方からの旅行者が増加している。また、旅行形態に関しては、個人観光客の割合が増え、2011年には25%以下であった個人観光客の割合が2016年上半期には54%まで伸びるなど、パッケージツアーではなく航空券とホテルのみを手配して訪日するFITの形態が増加している。
 
このFITの増加に伴い、旅行目的が「爆買い」と呼ばれるショッピングから、着物の着付けや花見、民宿宿泊など、深く日本を感じることのできる体験に変化してきているとの事だ。
 
また、JTB総合研究所が14日に公表した「居住地別(沿岸部、内陸部)に見る中国人旅行者の旅行動向調査」によると、沿岸部と内陸部では訪日旅行を計画している人のタイプが異なっているとの事である。
 
例えば、沿岸部では20〜30代が主で男女比率が半々なのに対し、内陸部では、30〜40代が主で女性比率が多く、収入も沿岸部に比べ多いとのことである。また3か月以内に訪日旅行を計画している人の割合は、沿岸部が25.6%であるのに対し、内陸部は64.6%と、内陸部の方が沿岸部に比べ高い訪日意欲を持っていることが伺える。
 
一方で、沿岸部、内陸部ともに、訪日目的の第1位は「日本の日常生活にふれたい」となっており、静岡県が目的地として選ばれ日本体験をしてもらえるよう、今後も情報提供に努める。


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