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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2012年12月 社会・時事
駐在員 : 長谷川 卓


     11月20日〜21日、首都ジャカルタ〜西ジャワ州の州都バンドゥン市間をレンタカー(運転手付き)で往復移動した。両都市間の距離は約200km。高速道路で結ばれているため、昼間ならば約3時間の行程である。
     20日の往路は、ジャカルタのスカルノハッタ国際空港から直接高速道路に入りバンドゥン市直近のインターチェンジまで、予定の3時間で到着。ここからバンドゥン市内の宿泊ホテルまでの約3kmは、渋滞のため30分ほどを費やしたが、それほどのストレスもなく到着することができた。
     21日の復路は、バンドゥン市郊外の山間地の茶園を見学した後、正午過ぎに同園を出発。西ジャワ州西部山間地の一般道を1時間ほど走った後、高速道路に入り、ジャカルタ直近のインターチェンジには午後3時に到着。が、ここからジャカルタ市内の宿泊ホテルまでの約6kmの移動の間、これまで経験のない大渋滞に巻き込まれ、3時間後の午後6時過ぎの到着となった。当日、宿泊ホテル近くで、労働組合が行った大規模デモによる道路封鎖が大渋滞の原因だったのだが、根本的な問題は、ジャカルタ市内の道路整備が、自動車保有台数の増加に全く追い付いていないことである。二輪車、三輪タクシー、四輪車が車線を無視して道路上にひしめき合い、車道が動かないと見るや歩道を通り抜ける二輪車が殺到し、周辺道路全てが車で埋まる「Grid Rock(グリッドロック;全く動かない)」現象が続出した。
     渋滞解消のために、ジャカルタ特別市が発表したMRT(地下鉄)整備が待望されているが、インドネシアで公共事業が計画通りに着手、進捗したことはないらしく、市民は半ばあきらめ気味の様子だ。日系企業の進出が続くジャカルタ周辺地域だが、基本的な都市インフラ整備の遅れが日系企業投資意欲の減退に繋がることが懸念される。


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