中国駐在員報告
2018年1月 経済 駐在員 : 土屋岳久
2017年12月11日(月)から13日(水)の3日間、広東省内の広州市、深圳市、仏山市の旅行社に対するセールスコールを実施した。
広東省は、中国の省級行政区(省、自治区、直轄市)の中でGDPが約11,690億ドル(116兆9千億円)と最も高く、東京都とほぼ同額であり、経済規模が非常に大きな省である。
今回訪問した3都市は、広東省内でも訪日需要が高い。そのため、同省内でも特に多くの訪日観光客を送客している旅行社を中心に計8社を訪問し、静岡県の紹介と訪日状況の聞き取りを実施した。
そのうち、香港に近い深圳市の旅行会社では、香港空港への直行フェリーが発着する深圳の港で入国審査や航空便へのチェックインを行うことができるなど、香港空港を利用しやすい仕組みが整っていることがわかった。
また、宿泊先や訪問施設を決める際には、旅行者も旅行社の担当者も、日本の旅行関係のウェブサイト上の口コミなどの評価を重視しているということも分かった。
この情報を活かし、今後は、セールスの際に口コミなどの評価情報を盛り込んだPRに努め、本県への誘客促進のため、より効果的に活動をしていく。
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