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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2003年9月 その他
駐在員 : 橋本勝弘


シンガポール ペストエアポートを造る日本の建設技術

    チャンギ国際空港では、現在、ターミナル3の建設が2006年1月の完成に向けて進められている。2002年の旅客実績28.9百万人が、ターミナル3の完成により64百万人まで年間旅客取扱能力が拡大される予定で、これは2020年までの旅客需要の伸びに対応するものであるとのことである。
    このターミナル3の建設を進めているのが清水建設で、日本人スタッフ14人、ローカルスタッフ138人が工事にあたっている。(ちなみに現場の所長さんは静岡県出身とのことでした。)また、最近、ターミナル2の全面改修工事計画が発表され、竹中工務店が単独受注し、2005年12月の完成を目指すとのことである。同社は1981年、空港ターミナル1を施行するなど、チャンギ国際空港工事において長年の実績を有している。こうして見ると、チャンギ国際空港のターミナル1、2、3の全てが、日本の建設技術により造られていることになる。
チャンギ国際空港と言えば、設備の充実度や快適度を審査するIATA(国際空港輸送協会)の評価調査で、過去何度もベスト・エアポートに選ばれたことのある世界有数の空港であり、この空港造りに日本の建設技術が活かされていることに大変誇りを感じた。  
ところで、IATA(国際空港輸送協会)が6月にアジア地域の11の空港を対象に実施した調査(ボーイング社の747-400機が着陸し、3時間駐機した場合の使用料を比較)において、チャンギ国際空港の使用料はUS$2,524でアジアで2番目に安いという結果がでている。現在、チャンギ国際空港は新規乗り入れの航空会社や新たに就航した便に対する着陸料を無料にする措置も取っている。チャンギ国際空港を管理するCivil Aviation Authority of Singapore(民間航空局)の広報担当者は、静岡空港からの路線就航の可能性について、チャンギ国際空港は全てのCity Linkを歓迎すると応えていた。ただ、エアラインの判断も重要であるとも加えた。
いずれにしても、乗客には快適なサービスを、エアラインには安価な使用料を提供するという基本を徹底することで、ベストエアポートを勝ち取っている。

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