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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2008年5月 経済
駐在員 : 獅倉 浩


シンガポール・・・観光は重要な産業

    長期滞在の外国人も含めて、人口僅か約450万人のシンガポールには年間1,000万人以上の観光客が外国から訪れる。東京23区とほぼ同じ広さの国土には、これといった史跡や美しい景観があるわけでもなく、周辺東南アジア諸国と比べると極めて物価が高い同国に、何故これほど多くの観光客が訪れるようになったのだろうか。
    シンガポールの魅力は、中国語もしくは英語が話せれば不自由なく過ごすことができる点、バス、地下鉄等公共交通機関が主要な地域を通っており、更にタクシー料金が安く移動が便利な点、治安が良く女性同士で旅行しても不安がない点、等色々あるが、大きな要因はシンガポール政府が観光を重要な産業の一つと位置づけ、様々な魅力を次々に創造してくる施策の効果であろう。
    例えば、今年1月9日にチャンギ空港第3ターミナルがオープンし、これでチャンギ空港の年間利用可能客数は7,000万人になり、東南アジアのハブ空港としての存在をアピールした。4月15日には再開発中のマリーナ地区に世界最大の観覧車「シンガポールフライヤー」がオープンした。オープニング・セレモニーには、リー・シェンロン首相が出席しており、マリーナ地区への観光客集客効果を期待する姿勢が良く分かる。建設費2億4千万ドルを投じた観覧車は、高さ165メートル、1周約30分、28人乗りのカプセルが28付いており、座席が無く立ち乗りという所も斬新で、大人料金29.5ドル、子供料金20.65ドル。年間250万人の乗客を見込んでいる。
    また、9月には世界で初めて市内で夜間に行われるF1グランプリ・レースが開催され、2009年1月には同マリーナ地区にカジノがオープンする予定である。また、2010年にはユース・オリンピックが開催予定で、セントーサ地区の再開発が完成予定である。2015年には1700万人、30億ドルの観光収入が政府の目標である。           

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