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中国駐在員報告
2001年6月 行政 駐在員 : 外山敬三
・大口の水道利用者に定量制を導入
上海市は節水対策のため、業種によって水の使用量を規制する「上海市用水定量制(試行)」を開始した。これは、農業、乳製品製造業、製紙業など95業種435製品に対して細かく水の標準使用量を設定し、超過分は基準の5倍の料金を徴収するというもの。今はまだテスト段階で、結果を見ながら、水使用量の上限を調整する方針である。
上海は河川が縦横に走る都市であるが、水質汚染がひどく、利用可能な水が不足しており、節水の最大の目的は、水の使用量を抑制して排水を減らし、河川の汚染対策を進めようというものである。
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