韓国駐在員報告
2015年2月 経済 駐在員 : 野原 靖
2015年(平成27年)1月27日(火)、在大韓民国日本国大使館大使公邸にて日本酒レセプションが行われ、静岡県ソウル事務所も県産地酒PRのため参加した。同イベントは、日本酒造組合中央会と日本大使館の共催レセプションである。日本酒酒造組合中央会が日本で参加希望蔵元を募り、大使公邸で試飲ブースを設置、当地の外食産業、日本酒輸入代理店、マスコミ等を招待する、日本酒普及を目的とした試飲会である。
当日は、島田市の大村屋酒造場が参加し、当事務所も各招待客を大村屋酒造場のブースへと誘導し、活発な意見交換が行われた。大村屋酒造場は、韓国に進出して13年目で、銘酒「おんな泣かせ」(=女性もそのおいしさに泣けてしまうようなお酒の意味)は、韓国内の和食料理店や居酒屋などを中心に、人気が高い商品である。同社は、海外展開を積極的に展開しており、売上規模では、韓国は米国に次ぎ第2位である。
別所浩郎駐大韓民国特命全権大使、韓国側の来賓代表者である朴振(パク・ジン)元外交通商統一委員会委員長(現韓国外大客員教授)の挨拶では、両国の友好関係増進に向けた相互理解及び交流継続の必要性が訴えられた。当事務所は、別所大使及び朴振(パク・ジン)教授への挨拶を始め、日韓の政財界関係者や酒業界関係者、マスコミ関係者などと意見交換を行い、日韓国交正常化50周年の本年、経済・産業、観光、文化等のより積極的な連携を進めていくことを確認できた。
<大使公邸日本酒イベントの様子>
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