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北米駐在員報告
2000年8月 経済 駐在員 : 若梅 真樹
2000年第2四半期のGDP伸び率5.2%に
商務省が発表した2000年第2四半期の実質国内総生産(GDP)伸び率の速報値は、5.2%と第1四半期の4.8%を上回る高い伸びとなり、事前の減速予想と異なり、米国経済の力強さが示された。
しかし、個人消費の伸び率は、前期比3.0%にとどまり、7.6%と大幅な伸びを見せた前期に比べ鈍化した。また、グリーンスパン米連邦準備制度理事会(FRB)議長による米経済見通しでも、個人消費などに減速傾向が見られることから過熱気味だった景気が落ち着きを見せているとの認識を示し、金融政策スタンスについて、複雑な局面を迎えているとしている。
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