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北米駐在員報告

2002年9月 政治
駐在員 : 松下 育蔵


イラク攻撃論拠は欠陥だらけ?

    ボルチモア・サンのスティーブ・チャップマンの論説によれば、米によるイラク攻撃の論拠は欠陥だらけという。9.11テロ事件後のアフガニスタン戦争に、米政府は多くの説明を要しなかった。ブッシュ大統領とチェイニー副大統領はイラク攻撃を呼号するが、イラクを攻撃することは、アフガン戦争を始めたのとは違う。十分な説明が必要だ。
    チェイニー副大統領は、「フセイン大統領が大量破壊兵器で友邦と米国を威嚇する」と言う。しかし、威嚇とは何か。単なる兵器の所持が威嚇効果をあげるなら、イスラエルの対パレスチナ、インドの対パキスタンの兵器所持による威嚇が成果を上げてもよさそうなものである。彼らの核の効果は、抑止力でしかない。フセイン大統領は、これを使えば自分が死ぬことを熟知している。効果はせいぜい護身用でしかない。ならばフセイン攻撃で戦争を起こす価値はない。
    また「友邦を威嚇する」というが、ではなぜ、その隣国であるサウジアラビアなどがフセイン攻撃に反対するのか。米政府がイラク攻撃の理由を開陳しないのは、理由がないからだけの話だ。


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