台湾駐在員報告
2019年5月 政治 駐在員 : 内藤 晴仁
2020年1月の台湾総統選挙に向け、与野党で党内予備選挙の立候補者の調整が行われている。立候補者には複数の有力政治家の名前が挙がっており、今後百家争鳴の議論が行われることを期待したい。
しかし一方で、候補者擁立の過程で目に見えない力学が働いているとの指摘もある。党内予備選挙の段階で「勝てる候補者」に一本化したい各党の思惑が見え隠れしており、有権者や無党派層の評価と党内部の利害調整に苦慮している様子が伺える。
総統選に向けた長いロードレース、引き続き各党の動きに注目していきたい。
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