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北米駐在員報告2001年3月 経済 商務省が発表した2000年の貿易赤字は、モノとサービスの取引を合計した国際収支ベースで、対前年比39.5%増の3,696億8,900万ドルと3年連続で過去最大を更新した。赤字拡大の要因としては、内需主導の経済成長により、自動車や同部品等の輸入増加、また、原油相場の高騰などが挙げられている。 また、対日貿易赤字は、モノの取引に限った通関ベースで前年比10.8%増の813億2,200万ドルとこちらも2年連続で最大を記録したが、対中国貿易赤字も838億1,000万ドルと急増した。しかし、米経済の減速傾向により12月の赤字額は、前月比0.4%減と3ヶ月連続の減少を記録している。 |
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