中国駐在員報告
2001年8月 経済 駐在員 : 外山敬三
上海市統計局都市調査チームが提供したデータによると、上半期の上海市民の不動産支出は1,486元で5大都市(北京、天津、上海、重慶、広州)の中でトップになっており、5位の重慶の14倍、広州の2.1倍であった。これに伴い、家電などの耐久消費財への支出も高くなっている。
また、飲食の面で上海市民は特に栄養面に配慮しており、乳製品や水産物の支出は他の都市を大きく引き離している。
一方コンピューターや携帯電話の普及台数は低く、まだまだ同市場の潜在力は大きい。
| 上海 | 北京 | 天津 | 重慶 | 広州 |
不動産 | 1,486元 | 1,301元 | 1,008元 | 105元 | 717元 |
旅行 | 195元 | 273元 | 65元 | 120元 | 569元 |
耐久消費財 | 713元 | 572元 | 373元 | 275元 | 513元 |
通信 | 695元 | 751元 | 399元 | 394元 | 1,041元 |
外食 | 1,108元 | 1,104元 | 724元 | 651元 | 2,597元 |
水産物 | 289元 | 72元 | 110元 | 47元 | 208元 |
携帯電話 | 42台 | 51台 | 18台 | 30台 | 94台 |
コンピューター | 35台 | 41台 | 19台 | 17台 | 57台 |
* 携帯電話とコンピューターは100世帯当たりの普及台数
* 7月31日付「解放日報」から
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