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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 韓国駐在員報告

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韓国駐在員報告

2015年3月 経済
駐在員 : 野原 靖


 2015年(平成27年)2月26日(木)から開催された韓国最大規模の建築見本市「キョンヒャンハウジングフェア2015」がソウル郊外の国際見本市場(KINTEX)で開催された。建築・建設・内装・改築等をテーマとした同展には、国内外の建材・住宅・内装企業等700社余り(ブース数2500)が出展。日本からは、本県や宮崎県、愛媛県、宮崎県など13都道府県が参加し、JETRO(日本貿易振興機構)を中心に構成されたジャパン・パビリオンでは、韓国で販売可能な国産材を使用した木材住宅、床板、壁板等の内装材、集成材等を出展した。本県は、「天竜TSドライシステム共同組合(浜松市)」と共にブースを出展し、ヒノキやスギの内装材を中心にPRを図った。県ブースでは、ヒノキやスギなど種類を問わず突板に関心が集中した。また、内装の壁材を始めノートや封筒など多様な場面で使用可能な天然木シートに対する関心も非常に高く、今後の具体的な商談につなげられた。
また、同展出展に加え、韓国林業マーケット調査を目的に、県林業振興課担当者及び現地建築事務所とともに、ソウル郊外の木造建設現場やソウル中心部にあるアートホール「東大門デザインプラザ」内にある木製遊園地等を視察した。

韓国では、日本産ヒノキは高級材として認知されており、高級ホテルやサウナ等の水回りでの需要が大きい。韓国企業の中には、日本産ヒノキを原木で輸入し、韓国内で加工(枕、まな板、学習机、家具等)し、販売している業者も散見される。近年、日本産木材類の需要が継続して高まっており、韓国向け木材類輸出量は2008年からの5年間で2倍以上増加。農林水産省が2013年(平成25年)8月に策定した「農林水産物・食品の国別・品目別輸出戦略」において、韓国は中国とともに主要輸出重点国に指定されている。ソウル事務所としては、現地木材業界のバイヤーや流通業者との人脈の輪を広げ、本庁及び県内関係者との橋渡しをサポートしていく。



静岡県ブース





アートホールの木材遊園地


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