• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 中国駐在員報告

ここから本文です。


中国駐在員報告

2016年2月 行政
駐在員 : 石井亘


静岡県、静岡市及び県内海運会社等により構成される「清水港ポートセールス実行委員会」は、例年、県内、首都圏及び海外でポートセールスを行っているが、去る1月28日に上海において2010年3月以来約6年ぶりとなる「清水港セミナー2016」を開催した。当日は天候が悪く、来場者数が心配されたが100人を超える参加があった。

セミナーでは清水港管理局長が、本州の中央部に位置しており、各地からの道路網も充実しているという清水港の優位性についてプレゼンテーションをするとともに、2016年度から導入予定の特定航路開設(中国及びインドネシアが対象)と特定地域貨物(インドネシア、山梨県、長野県、静岡県西部)の利用荷主を対象にした助成制度についても説明した。

清水港の2014年外国貿易コンテナ貨物取扱状況は、輸出が221,702TEU(TEU=20フィートコンテナ換算)、輸入が206,811TEUの計428,513TEUであり、国別取扱量では、中国は輸出が14,488TEUでアメリカに次いで第2位、輸入は23,612TEUで第1位である。また、港別では輸出、輸入とも上海港が第1位であり、上海港−清水港間は5航路、週7便コンテナ船が就航している。

清水港のコンテナ取扱量は、東京港、横浜港、名古屋港、神戸港、大阪港、博多港に次ぎ第7位であり、埠頭整備による接岸待ちコンテナ船の解消、トランシップ(積み替え)貨物量の容量増加、ガントリークレーン増設による荷役時間短縮等による利便性、効率性の向上によるコンテナ取扱量の増加に努めているが、他港との競争も激しく、このような状況下で開催された今回のポートセールスは大変意義あるものである。

また、今回のセミナー開催準備に際しては、上海に進出している県内海運会社に協力をいただき、普段ライバル関係にある各社が協同して清水港の利用促進の為に御尽力いただけたことは大変ありがたいことであり、当事務所としても上海での清水港のプレゼンスを向上させるべく引き続きサポートをしていく考えである。


日付別一覧  地域別一覧  分野別一覧


お問い合わせ

知事直轄組織地域外交局地域外交課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3066

ファックス番号:054-254-2542

メール:kokusai@pref.shizuoka.lg.jp