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東南アジア駐在員報告2014年3月 政治 2月14日、バンコク市内の高架鉄道(BTS)エカマエ駅に直結する商業ビル「Gateway Ekamai」において、日本貿易振興機構(ジェトロ)主催の「テスト・キッチン事業」が始まった。タイへの進出を検討する外食産業が、ジェトロが用意した場所に、仮店舗を出店して実際の販売を行なうことで、本出店に向けて必要な情報〜出店経費、厨房設備、食材調達ルート、現地嗜好に合った味、量、メニュー〜を入手することができる事業である。ジェトロとしては、バンコクでの事業が世界初であり、今後他国(都市)での開催を検討している。今回のバンコク事業への参加は7社で、品目はラーメン、牛飯、蕎麦、うどん、寿司、スイーツ、ちゃんぽんなど。ジェトロバンコクによれば、参加企業は、事業期間中に自らが得た情報を他の参加企業と共有することが義務付けられているとのこと。これにより、市場開拓に要する時間の短縮化や経費の節減に繋がるとしている。 |
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