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中国駐在員報告

2015年8月 社会・時事
駐在員 : 井口真彦


6月下旬から7月にかけて、北京・天津地区を訪問する機会があった。今年1月に静岡−天津間に定期便が就航したこともあり、就航地として、また、中国の政治の中心地として、今後、地域外交を展開する中で交流を強化したい地区である。

中国の中央行政機関や北京市・天津市の両外事弁公室、メディアの他、日本貿易振興機構(JETRO)、日本政府観光局(JNTO)、自治体国際化協会(CLAIR)、国際交流基金など日本の機関の北京事務所など多くの機関を訪ね、情報交換、調査、打合せを行った。

これらの訪問の過程で、北京の街の雰囲気が、上海とはかなり違っていることを改めて実感した。

例えば、中国では地下鉄乗車時に手荷物検査がある。上海でも手荷物検査はあるが、形式的になっており、通常は手荷物を機械に通さなくても注意されることは少ない。一方、北京では、この検査が上海に比べ格段に厳しい。

また、北京は街角に武装警察や公安が多い。テロなどの騒動に対する警戒に相当気を遣っていることがわかる。

日本関係の機関を訪問した際、何らかの形でのイベント開催などの可能性について相談する中では、8月(終戦記念日、安倍談話)、9月(中国の抗日戦争勝利記念日、2012年には反日運動の最盛期となった)の政治状況を踏まえて、開催時期や方法について慎重に検討する必要を指摘された。

今回の訪問では、各機関から、今後同地区において活動を展開するために必要な有意義な情報を得るという通常の訪問調査の成果に加え、街の雰囲気や態勢などを体感することができたのも貴重な体験であった。現場に赴くことの重要性を改めて認識した次第である。


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