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2023年7月 経済駐在員 : 竹田 敏彦
シンガポールの調査会社が発表した2022年の東南アジア6か国のEコマース市場レポートが興味深い。結果の中で特筆すべきは、インドネシアが流通総額の半分以上を占める巨大市場であるという点だ。インドネシアの市場規模は519億米ドル(約7.5兆円)、その他の国ではタイが144億米ドル、フィリピンが115億米ドル、ベトナムが90億米ドル、マレーシアが87億米ドル、シンガポール40億米ドルとなった。 企業別のシェアを見ると、すべての国で「ショッピー」が1位であり、多くの国で「ラザダ」が2位となっている。ただし、インドネシアでは、地元企業の「トコペディア」が僅差で2位につけた。将来の展望としては、各国とも現在はシェア数%程度の「TikTokショップ」の成長が予想されているとのことだ。 当所でも効果的にオンラインを活用して、県産品の販売拡大に取り組んでいく。
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