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中国駐在員報告

2019年9月 社会・時事
駐在員 : 土屋 岳久


上海市人力資源・社会保障局が発表した「上海最新大学卒業生報告」によると、2018年の大学新卒者の平均月給は6,024元(約96,000円)であり、昨年と比べ金額にして638元(約10,000円)、率にして11.8%上昇した。
就職先では第三次産業が88.6%、第二次産業が11.3%、第一次産業が0.1%となっており、第三次産業の中ではビジネスサービス、科学研究・技術服務、IT産業への就職が53%を占め、人気業態となっている。
資本別では国内民間企業への就職が26.9%と最も多く、昨年と比べ3.8%上昇し、外資系への就職が13.6%と昨年と比べ0.7%上昇した。一方、国有企業への就職は7.6%と昨年と比べ6.4%下降した。
また保聖那人材服務(上海)有限公司の報告によると、日系企業への就職を目指している学生の多くが6,000元(約96,000円)以上の初任給を希望しており、5,000元(約80,000円)台では採用が困難な印象が見受けられるとのことであった。
中国では、賃金の上昇のほか、物価も上昇している。上海で10年以上飲食業を経営している知人に話を聞いたところ、既に東南アジアの市場調査を始めており数年後には中国から東南アジアへ拠点を移すかもしれないとのことであった。
 中国における賃金状況については今後も注視していきたい。


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