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中国駐在員報告2010年1月 経済 環境対策の先進地域、浙江省杭州市で「公共自転車」 浙江省杭州市では、2008年5月1日から、国内で最も早く、環境にやさしい自転車をレンタル式の公共交通機関として活用し始めた。当初、2,800台で始めたが、現在ではその数が33,000台にまで増加している。 その利用方法は、杭州市民の場合、杭州市公共交通ICカードを使用するが、各種優遇制度も設け、利用促進につなげている。具体的には、Aカード(成人優待カード)、Bカード(学生優待カード)、Cカード(高齢者優待カード)、Dカード(普通カード(バスのみ))、Tカード(複数の交通機関利用可能カード)等を使い、自転車をレンタルする。また、それぞれのカードには、保証料金と利用料金が含まれる。 なお、杭州市民以外の国内、国外の観光客等も、市公共交通カードの「Zカード」を購入し、自転車をレンタルすることが可能である。 その利用料金は、1時間以内は無料、1時間以上2時間以内は1元、2時間以上3時間以内は2元、3時間以上は1時間毎に3元となっている。 |
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