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東南アジア駐在員報告2003年1月 その他 タイがサッカーASEANチャンピオンに
大会は、ASEAN加盟国10か国のうちブルネイを除く9か国の代表チームが2グループに分かれて予選リーグを争い、それぞれ上位2チームが決勝トーナメントで優勝を争うという形式で行われた。Aグループからは1位インドネシア、2位ベトナム、Bグループからは1位マレーシア、2位タイが勝ち上がり、決勝はタイとインドネシアで争われた。29日にジャカルタで行われた決勝は、くしくも前回バンコク大会決勝と同じカードとなり、ホームでの雪辱を期すインドネシアは、10万人のサポーターの大声援を背に健闘した。試合はインドネシアが2点のビハインドを後半に追いつき、延長でも決着がつかず、PK戦でタイが勝つというスリリングな展開だった。タイも、予選は1勝1敗1分け、3位のシンガポールと得失点差で決勝進出と、決して順調に勝ち上がったわけでなく、各国の間には力の差はあまりないのではないかとの見方もある。 なお、もう一方のホスト国のシンガポールでは、予選敗退もさることながらライバルのマレーシアに0対4と大敗したことから、デンマーク人の代表監督が引責辞任するという笑えない後日談も報道されている。 |
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