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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2004年6月 企業動向
駐在員 : 橋本勝弘


シンガポール 産学連携 早稲田オリンパス・バイオサイエンス研究所設立

    5月上旬、オリンパス・シンガポールは、早稲田大学と共同でバイオサイエンスの研究所を7月中旬に開設することを明らかにした。研究所の名称は「早稲田オリンパス・バイオサイエンス研究所」で、早稲田大学の先端バイオ研究所とオリンパスの未来創造研究所が連携し、基礎科学から技術開発までを一貫して行う。中心となる脳の研究では5年ほどで成果を出したいとしている。シンガポール政府主導の生命科学研究開発施設「バイオポリス(*)」に入居することになっている。
    オリンパスの未来創造研究所は、バイオサイエンス、ヒューマンウェア(人を豊かにする装置・システム・ソリューション)、光ナノテクノロジーの3分野を重点に、総合的なテーマである「光」ハイテクノロジーを研究している。
    一方、早稲田大学の先端バイオ研究所は、神経科学の分野で世界最高水準にあるオレゴン健康科学大学と共同研究などを行っている。
    早稲田大学は、昨年6月の駐在員トピックスでも「人的資源を大切にする教育大国シンガポールが選んだ大学」として報告したが、その後もシンガポールとの係わりを深めている。こうした一連の積極的な早稲田大学の対応は、昨年12月、東京で開催された「日本・シンガポール新時代経済連携協定(JSEPA)」の閣僚級レビュー会合での共同声明でも次のように確認されている。
    「人材養成では、大学間の協力を加速することで合意した。特に早稲田大学は、シンガポールでジョイント・ディグリープログラム(他学部の講座を履修できる単位互換性プログラム)またはダブル・ディグリープログラム(シンガポールの大学と早稲田大学の学位が同時に取れるプログラム)を来年末までに始めたい」と関心を示している。
      *バイオポリス: シンガポール政府が生命科学分野における研究開発活動の拠点となることを目指して、シンガポール遺伝子研究所など5つの政府系研究機関、スイスの大手製薬メーカーなど関連企業の集積を進めている施設。
      先端産業のビジネス・研究開発拠点として、政府が力を注いでいる「One-North」の主要施設の一つで、他に、「フェーズ・ゼロ」、「フュージョンポリス」(黒川紀章氏設計)などがある。詳しくは、下記ホームページを参照下さい。 http://www.one-north.com/


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