中国駐在員報告
2002年7月 社会・時事 駐在員 : 外山 敬三
新大型レジャー産業時代の到来か
中国初をふれ込んだ大型スポーツ・レジャー施設が上海で建設されようとている。1つは屋内スキー場を中心とした総合アミューズメントパークもう1つはF1のサーキット場である。
スキー場は日本の最新の造雪設備とスキー器材を導入し、7月末の完成を目指して現在工事中であるが、完成後のゲレンデ面積は28,000u、コース全長380m、最高高度40mで傾斜角度は最高12度から5度までとバリエーションに富んでおり最大2,000人の同時滑走が可能である。入場料は100元(1元約15円)スキーキットレンタル料は60元/90分となっている。なお会員も同時に募集しており3年間有効の個人会員が2万元、法人会員は5万元である。
サーキット場は嘉定区安亭の自動車関連企業の集積地を目指す「自動車城」の近くに建設が予定されており、7月中旬に着工し2004年3月の完成を目指している。完成後は国際レースを開催し、国内外からの数十万人観客の誘致を見込んでいる。
一方、ゴルフ場は上海近郊にすでに18か所がオープンしており、ビジターのプレー費は平日で300元〜690元、休日は660元から1,065元である。
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