韓国駐在員報告
2017年12月 社会・時事 駐在員 : 小関克也
2月8日〜2月25日にかけて開催される平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの開催の詳細とともに会場アクセス情報などが明らかになってきた。五輪会場は主にスキー等屋外系の競技が行われる平昌と、スケート等屋内系の競技が主に行われる江陵(カンヌン)の2地域に分かれているが、12月22日から韓国が誇る高速鉄道KTXの運航が両地域まで開始されることが明らかになった。
仁川国際空港から平昌の最寄り駅である珍富(ジンブ)駅までは1時間55分程度、ソウルから同駅までは1時間25分程度、仁川国際空港から江陵(江陵駅)までは2時間10分程度、ソウルから同駅までは1時間55分程度で、料金は最も距離が長い仁川国際空港から江陵駅までで片道40,700won(約4,200円)となっている。
会場近くにはホテルが余りなく、古びたペンションでも宿泊費が1泊数万円と高額になっていることから、バスかKTXによりソウルから日帰りで行くことが現実的だと思われるが、バスは所用時間がはっきりしないところがあるため、KTXのスケジュールが明らかになったことは朗報である。
また、これまでオンライン販売のみであったチケットの対面販売がソウル市役所等で11月中旬から開始された。筆者も取材のため、一度は会場に行きたいと考えているが、数万円と高額なチケット価格を見て、頭を悩ませているところである。
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