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中国駐在員報告

2012年2月 社会・時事
駐在員 : 井口真彦


    今年の春節は1月23日。中国の公式の休日は前日の22日から28日までの7日間であった。その直前の1月20日の浙江省杭州駅の改札の外は、大きな荷物を持った帰省客でごった返していた。
     中国では、毎年、春節を挟んだ40日間程度を、春節期間中の帰省ラッシュ期間、公共交通機関の特別編成を行う「春運」に指定する。今年の春運は1月8日から2月16日までで、この期間中、全国の鉄道利用者数は去年より6.1%増の2億3500万人と予測され、また、道路や航空、水上輸送などあらゆる交通手段の利用者数は31億人、人口の2.4倍に達する見込みとされている。
     そして、春運の前に新聞などで話題となっていたのが、チケットの入手難である。今年から、これまでの窓口、電話に加え、インターネットでもチケット購入ができるようになり、購入方法が増えたのだが、チケットの入手難は解消されなかったようだ。
     特に、窓口、電話、ネットの三つの手段でチケットの予約期間が違うことが混乱を大きくしたようだ。ネット、電話での予約開始時期が窓口でのそれより早かったため、駅の窓口で購入することが多い農村からの出稼ぎ労働者などの入手難に拍車がかかったとのことである。
     また、ネットでの購入についても、購入者が一気に申し込んだためにサイトがダウンしたり、手続きを45分以内に行わなければならないのに登録、支払等に時間がかかって間に合わなかったりするなどの問題、不満が発生した。
     春節の前日、大晦日の夜に放送される中央電子台の「春節連歓晩会」(春晩)。日本の紅白歌合戦のように多くの国民が見ているこの人気テレビ番組の今年のテーマは「春節には家に帰って年越しを」。中国では、日本にも増して家族、親戚が集まっての年越しを大事にしているように見える。誰もが無事にチケットを入手し、楽しい春節を過ごせるようになることを願いたい。


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