• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 中国駐在員報告

ここから本文です。


中国駐在員報告

2003年4月 経済
駐在員 : 外山 敬三


イラク攻撃の中国経済に与える影響

    中国経済が高度成長を続ける中、石油の消費量は年々増加しており、この10年間では年平均で5.8%増加し、2001年時点で年2億トンを超えている。一方国内の生産量はこの10年間で1.7%しか増えておらず、これを補うための原油輸入が増えており、現在、国内消費量の約30%を輸入に頼っている(このうち、56%は中東産)現状で、原油価格の高騰が始まっている。このまま原油価格の値上がりが続くとなれば、石油の川下製品の価格に影響を与えることは避けられず、プラスチック、鉄鋼、アルミニウム、銅などの材料の値上がりが懸念されている。既にPP樹脂やABS樹脂は昨年7、8月に比べ40〜50%程度値上がりしている。
    また、戦争が長引けば、欧米の消費が冷え込むほか、燃料価格の上昇で輸送コストが上昇すると同時に保険料も上昇するとみられており、輸出に対する影響も懸念されている。一方、戦争終結後は中国製の衣類や金属製品、さらには家電への復興需要が高まるとみられている。


    日付別一覧  地域別一覧  分野別一覧


お問い合わせ

知事直轄組織地域外交局地域外交課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3066

ファックス番号:054-254-2542

メール:kokusai@pref.shizuoka.lg.jp