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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2001年7月 社会・時事
駐在員 : 岩城 徹雄


    ・シンガポールでの日本製食肉加工品販売停止に(続報)
    先月この項で、シンガポールで日本製の肉入り食品が販売できない状況に陥っている旨報告したが、次第に影響が広がってきている。
    シンガポールへ食肉及びその加工品を輸入する際には、処理、加工のすべての製造過程につきシンガポール政府農畜産物管理庁(AVA)の検査を受けた処理場、工場のものでないと許可が下りないことになっている。製品の一部に肉が使われている場合など、すべての製造過程につき認可を得るのは実際上困難なため、これまでは正規な手続きを踏まずに輸入・販売されてきた。AVAでは、所定の手続きで許可をとれば輸入できるとして禁止措置ではないとの立場を取っており、実際に神戸牛は輸入・販売されているが、突然の厳格な適用に、関係者は戸惑いを隠せない。
    AVAの立入り検査により販売停止とされた冷凍食品、レトルト食品、カップめんなどは倉庫に保管されたままになっており、賞味期限切れのものは廃棄せざるを得ないという。また、日系スーパーではこれら商品が売上に占める割合も大きいことから、大使館を通じて政府に働きかけることなど検討しているところもあるようだが、当面は規則に従わざるを得ない様子である。
    シンガポールのマーケット全体から見れば日本製の食肉及びその加工品の割合は大きくないが、日本人学校の児童生徒は弁当持参のため、子供を持つ主婦はおかずの選定に苦労している。また、シンガポールは日本製食品が手に入りやすいことから、近隣諸国から買出しにくる日本人も多く、品揃えの点で不便になりそうである。


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