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中国駐在員報告

2002年9月 経済
駐在員 : 外山 敬三


好調な経済成長とデフレ現象

    1978年に改革開放政策を採って以来、中国は製造業を中心に経済成長を遂げており、いまや「世界の工場」と称されるまでになっている。今年のGDP成長率も1〜6月期で7.8%、通年でも7.5%前後を確保しそうな勢いであるが、一方成長率が1〜3月期の7.6%から4〜6月期の8.0%へと高まる一方、消費者物価指数は前年同期比で▲0.6%から▲1.1%へとマイナス幅が拡大している。好調な経済成長が続く中でデフレが進行する現象が生じており、この現象は一部製品で生産過剰から来る需給バランスの崩れが大きな要因を占めていると専門家は指摘している。例えばカラーテレビを例に上げると、生産過剰から価格競争が激化し、メーカーの利益率を圧迫している。1999年に2.26%あった利益率が2001年には2.05%に低下し、価格も2001年には平均で18%下がり、業界全体で30億元の損失を出したという。特に、在庫問題は深刻で、業界全体で600万台の在庫がいつもある状態が続いている。


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