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中国駐在員報告
2012年7月 行政 駐在員 : 野村 芳一
6月18日から、中国東方航空により静岡空港から湖北省武漢天河国際空港への運航が開始された。静岡武漢線は、これまでの上海線を延伸するかたちで、月、水、金、日の週4便が途中上海を経由して武漢まで運航する。これに伴い、静岡及び上海の出発・到着時間が2時間繰り下がる。なお、静岡を午後3時50分に出発した武漢便は午後8時30分に武漢に到着する。
武漢行の初便には、森山副知事を団長とする「武漢線就航記念 静岡県公式訪問団」一行が搭乗し、翌19日に訪問団23名が湖北省人民政府、湖北省政治協商会議、中国東方航空武漢支社などを表敬訪問した。森山副知事は、訪問先で、「両県省に利益をもたらす双方向での交流が進められるよう努力し、静岡武漢便を大きく育てていきたい」と、あいさつをした。
これに先立ち、18日朝、武漢での出発式が、東方航空武漢支社により武漢市副市長など約100名の関係者が参加し、武漢天河国際空港で盛大に執り行われた。出発式には、静岡県側からは渡井文化・観光部理事が出席し、あいさつ、テープカットを行った。出発式は、静岡へ向かう搭乗者が使用する国際線ターミナルではなく、より大規模で多くの乗客の目に留まる国内線ターミナルに特設ステージを設置して行われるなど、武漢側の意欲的な姿勢が感じられた。
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