ここから本文です。
中国駐在員報告2016年9月 行政 県教育委員会と浙江省青年連合会は、両県省の発展を担う青年の友好交 今回の交流団には、県内から25名の青年が参加した。例年、交流は浙江省の省都である杭州市を中心に行われていたが、今年は杭州市で主要20か国・地域首脳会議(G20)が開催される影響により、浙江省内での交流は、主に寧波(ねいは)市内で実施した。寧波港の視察や、紹興酒醸造会社での研修等は、寧波市ならではの活動であった。 また、交流団は、上海市内にある2つの県関連企業でも研修を実施した。受入れには、本社との調整を始め、研修プログラムの作成など多くの労力が必要であるにも関わらず、各企業には、研修当日も中国人、日本人スタッフに揃って対応していただいた。訪問した青年たちは、中国現地で活動している県関連企業を興味深く視察できたことを、大変喜んでいた。研修の受入れ・実施に協力いただいた関係の皆様に深く感謝するものである。 多くの団員にとって、今回の交流事業への参加が初めての中国訪問であったが、浙江省青年連合会側の温かいもてなしを受け、中国に対して良い印象を抱いて静岡に戻ったと聞いている。日中両国の関係は難しい状況が続いており、中国に対して否定的なイメージを持つ人も多いが、実際に中国を訪れ、体験すると考え方も変わると思う。 浙江省青年団は、11月に県を訪問する予定である。静岡での交流が活発に行われ、両県省の青年交流が発展していくことを期待している。 |
お問い合わせ