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北米駐在員報告
1999年6月 経済 駐在員 : 若梅真樹
・米99年第1四半期GDP伸び率、4.1%増に下方修正
米商務省が発表した99年第1四半期の米実質国内総生産(GDP)暫定値は、季節調整済み年率で4.1%増の伸びと、速報値の4.5%増から下方修正された。これは速報値より輸入増加と在庫投資減少の傾向が拡大したことが主要因である。
98年第4四半期のGDP伸び率、6.0%増に比べ2ポイント近い減速となったが、個人消費の伸びが6.8%増と88年第1四半期(7.2%増)以来11年ぶりの高さとなった。また住宅投資は15.4%増、民間設備投資は7.9%増と、ともに高い伸びを記録し、好調な内需を中心に、引き続き高成長を維持する米経済の強さを示した。
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