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中国駐在員報告

2017年9月 経済
駐在員 : 土屋岳久


 中国の電子商取引大手・京東商城傘下の「21・京東BD研究院」が中国のペット関連市場規模について、2020年には2千億元(約3兆3千億円)に達するとのレポートを発表した。
 これによると、2016年度末の中国のペット総数は1億頭以上で、これは、アメリカに次ぐ世界2位の規模になる。また、ペットの種類で最も多いのは犬で、その数は2位の猫の2倍近くである。
 また、ペットを飼うのは高学歴・高収入の人が多い傾向にあり、そういった飼い主は、健康志向のペットフードと併せて、ペットの美容関連商品も一緒に買う傾向が強いとのまとめもあった。
 私の住んでいる地域のショッピングモール前広場でも、夕方になると、ゴールデンレトリバーやサモエドのような大型犬を連れた人が多く集まり、高級犬種の見本市のような状態となっている。その様子はまるで、高級犬種を飼う事が一種のステータスを周囲に示す役割をはたしているという印象を受ける。
 その一方で、上海では毎月のように犬猫の里親募集会も開催されており、血統の良しあしに関わらず、ペットの人気は高まっていると思われる。
 ペットブームが大きくなっていくことで、健康志向のペットフードなどの需要も伸びていくことが予想されるため、今後どのような商品が中国で受けるのかにも注目し、本県の産業に何らかの好影響が見込めるかどうか、引き続き注視していきたい。


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