北米駐在員報告



2000年2月 社会・時事
駐在員 : 若梅 真樹


    やはり高級品志向
    失業率が上昇し、消費が低迷している日本で、相変わらずブランドものなど高級品市場だけは、活況を保っていると、USAトゥデーが伝えている。
    カルティエが過去最高の売上げを記録する見込みとなっているほか、ルイ・ヴィトンも年率8%の売上げを記録。その他、グッチ、エルメス、シャネル等も好調で日本での事業展開を拡張する方向にあるという。
    また、この9月に売上げの伸びが低い卸売業から撤退を発表したティファニーは、オンライン市場への参入と、利益率の引上げを狙って、好調な小売り事業への転換を発表した。特に日本市場での売上げは、27%を占めるなど、新店舗のオープンなどを含め、景気回復とともに更なる伸びが期待されているという。
    バブル期と違う点は、より安く買おうとしている点だとはいわれているが、やはり、良質な本物商品は、景気に関係なくビジネスとなるということなのだろう。

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