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北米駐在員報告
2000年1月 経済 駐在員 : 若梅 真樹
好景気、戦後最長を記録か
全米企業エコノミスト協会(NABE)は、米経済見通しで、2000年の実質経済成長率を3.2%と発表。99年の成長率見込み3.9%からはやや減速するものの96年から5年連続で3%を上回る加熱気味のペースで景気が拡大すると見込んでいる。
このままいけば、この2月には、景気拡大期間が107か月と、黄金の60年代と呼ばれた61年2月から69年12月までの106か月に渡る好景気局面を抜いて、戦後最長記録を達成するかもしれないという。
しかし、ここへ来て株価急落など、過熱感のあった株式市場での調整局面もうかがわれ、世界経済への影響からも、パニックを避けながら株価と内需の加熱を抑え、米経済を軟着陸させることができるかどうか注目されるところである。
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