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ヨーロッパ駐在員報告2001年3月 社会・時事 ドイツのキュナスト農相は、ADRテレビで、英国で広がっている家畜伝染病「口蹄(こうてい)疫」の国内への汚染を防止するため、ノルトラインウェストファーレン州で飼育されている羊と子羊のうち約1,500頭の処分を始めたことを明らかにした。 同農相は「口蹄疫が英国からドイツに拡大する恐れがある」と述べた。一方、同州畜産当局者は、当県事務所のあるデュッセルドルフの近くにあるノイス近郊の農場で飼われている羊約80頭が、口蹄疫の感染例が見つかった英国の農場から輸入されたことが判明したと発表した。ノイスは、英国の汚染農場から家畜を輸入したとして、感染防止隔離地域に指定されている。 |
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