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台湾駐在員報告

2014年10月 社会・時事
駐在員 : 宮崎悌三


ワーホリと聞いてまず、ワーカホリック(仕事中毒:生活の糧である筈の職業に、私生活の多くを犠牲にして打ち込んでいる状態を指す言葉(wikipediaより))を即座に思い浮かべた方もおられるかもしれないが、己の生活を振り返って反省すべき内容ではなく、このトピックでは、楽しいワーホリ、つまりワーキング・ホリデー制度のことを話題にしたい。
 ワーキング・ホリデー制度とは、「他方の国・地域の青少年に対して自国の国・地域の文化や一般的な生活様式を理解する機会を提供するため、一定期間の休暇を過ごす活動とその間の滞在費を補うための就労を認める制度」(交流協会ホームページより)とのこと。
 簡単に言うと、若者が外国で働きながら文化・生活を学び体験することができる制度である。ここで言う若者とは、18歳以上30歳以下で、この制度を利用して、1年間を上限として休暇を海外で過ごすことができる。
 日本の対台湾窓口となっている交流協会は、これまでこの制度による台湾に対するビザ発給枠を、2,000人から5,000人に拡大すると発表した。
 日台間のワーホリは、2009年4月から導入されたが、日本への渡航を希望する台湾の若者の申請が特に増加していることから、日本側が先行して枠の拡大を決めたとのことである。この制度に基づく申請の受付は、年2回行われているが、枠の拡大の適用は、今年10月下旬に受付けるものから開始される。
 最近、静岡県出身の若者2人と台湾で別々に出会う機会があった。彼女達は、ワーホリを利用して日本から台湾へやって来たとのこと。静岡県での仕事を投げ打って、台湾でゆっくりとした時間を過ごし、じっくり自分を見つめてみたいと語っていた。
鉄は熱いうちに打て、と言われるが、いろいろな物事を曇りのない眼で見ることができる若者に、是非利用していただきたい制度である。日本側が先行して広げたワーホリ枠が、台湾側の枠拡大につながり、一人でも多くの日本や台湾の若者が、交流や相互理解を深めてくれることを心より期待している。


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