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中国駐在員報告

2013年8月 行政
駐在員 : 野村芳一


    静岡県では、7月8日から12日までの5日間にわたって、湖北省武漢市で民間交流事業を実施した。この事業は、海外との交流を希望する県内民間団体の代表者が、武漢市を訪問し、湖北省内の同様な団体と意見交換や個別交流などを行うことで、今後の継続的な交流に繋げようというものである。
    今回は、静岡県華道連盟(華道交流)、日本棋院支部静岡県連合会(囲碁交流)、静岡県吹奏楽連盟及び静岡県高等学校吹奏楽連盟(音楽交流)、静岡県環境資源協会及びNPO法人日中環境経済センター(環境交流)、静岡県日中友好協会及び静岡県日中友好協議会(友好交流)という5つの分野で8団体12名の方に事業に参加していただいた。
    交流先の団体については、湖北省外事弁公室の協力を得て、交流分野ごとに日本との交流に前向きな文化団体等とのマッチングを行った。
    交流事業の具体的な内容は、全体交流会で両県省の紹介を行った後、個別に意見交換を行い、翌日交流先の団体を訪問するというものであった。
    個人的には民間交流というと、地道な活動をじっくりと行い、徐々にその効果が顕れるものだという先入観念があったが、実際にその現場に立ち会うと良い意味で全く予想外の状況であった。双方の団体の事業に取り組む積極性や熱意のためか、すぐに、次の交流についての企画やアイデアの話が持ち上がり、どの分野も大変に盛り上がったのである。秋には、太極拳団体の交流も予定されていると聞く。静岡県と湖北省の今後の交流拡大が、期待できる結果となった。
    なお、現在の日中両国が抱える政治的な問題の影響で中国国内の各省においても、日本との交流に必ずしも積極的でない地域も見受けられ、日本の自治体の中にも友好交流先との今年度の周年記念行事の実施について危惧している状況がある中、湖北省政府の本県との交流に対する誠実で積極的な態度も、この事業が成功した要因の一つとして特筆すべきものである。

    同時に観光関連では、湖北省内の旅行社や日系企業からの参加者37人に対して、世界遺産となった富士山のPRや静岡空港の利用拡大のための説明会を開催し、静岡−武漢路線を利用する交流人口の拡大に努めた。


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