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北米駐在員報告2002年5月 政治 ・ 相変らず少ない米紙における日本の政治報道
現在、激動状態にある日本の国会など、日本の内政に関する報道はほぼゼロ。不審船引き揚げ、鉄鋼通商摩擦での中国との協調路線など、アメリカの国際政策に深く関わるはずの日本の動きに関する報道もない。 例外は経済で、ウォールストリート・ジャーナルは連日、一定量の日本の経済を軸とした報道を維持しており、その関連でしばしば政治にも言及している。また、米紙ではないが、ロンドンのフィナンシャル・タイムズのアメリカ版では、日本をはっきりと世界第2の経済大国と位置付け、1面も含めて一定量の紙面を割り振っている。 |
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