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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 中国駐在員報告

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中国駐在員報告

2001年1月 その他
駐在員 : 今村理一郎


    上海外国語大学夜学部宝山校主催第2回日本語スピーチコンテスト
    12月24日(日)、静岡県留学中に「ふじのくに親善大使」として活躍された姚永敬氏の要請を受けて、昨年の第一回に引き続いて、上海外国語大学夜学部宝山部主催の第2回日本語スピーチコンテストに審査員として参加した。
    姚永敬氏は、現在、宝山区の行政機関に勤めながら、夜学の日本語班(上海外国語大学夜学部宝山校、宝山鋼鉄夜学校)において、日本語課程を主宰し、日本語教育に大変熱心である。
    コンテストには,初級24名、中級10名計34名が参加した。初級クラスの参加者は、まだ日本語の勉強を始めて2か月ということであったが、発音の良さには驚かされた。中級になると自分の言葉で話すようになり内容も豊かであった。
    当事務所は、県教育委員会青少年課が作成したカルタを教材として提供した。主催者によると、参加者のほとんどは昼間企業に勤め、また学校に通う若者であり、夜当校に通学しているとのことであった。日本語の学習に熱心なのには驚かされた。

    (事業概要)
    事業名:『第2回日本語スピーチコンテスト』
    主催者:上海外国語大学夜学部宝山校
    日 時:2000年12月24日(日)
    場 所:上海市宝山区図書館
    参加者:初級クラス24名(当日欠席2名)、中級クラス10名

          (上海外国語大学夜学部宝山校、宝山鋼鉄夜学校で日本語を履修する学生)
    審査員:6人(静岡県関係者5人、中国人1人)
    司 会:2人(静岡県関係者、華東師範大学留学生)
          (この2人は、夜学部の補助指導員として、日本語の授業に協力している。)
    結 果:
      初級クラス優勝  陳雪児(女) テーマ『私の仕事』
        服装店を経営する彼女が、自分の仕事を通じて、日本との関わりがあり、それが日本語を勉強する動機となったことを語った。

    中級クラス優勝  袁 媛(女) テーマ『GLAY、ありがとう』
        GLAYの音楽を聴いて、歌詞は不明だが、かれらの音楽に感銘を受け、それが日本語を勉強する動機となったことを語った。

    (参加してみての個人的な感想)
    ・ 年齢18〜20歳くらいの多くの若者が、日本語スピーチコンテストに参加して、日頃の成果を試そうとする姿勢に感銘を受けた。
    ・ 参加者のほとんどが、昼間、企業に勤め、また学校に通う若者であり、夜間、こうした学校に通うなど、日本語の学習に熱心なのには驚かされた。
    ・ 初級クラスの参加者は、ほとんどが日本語を学び始めて2か月程度であるが、レベルはかなり高いと思った。
    ・ 中級クラスの参加者には、昨年初級クラスのスピーチコンテストに参加し、その後継続して学習している方もあり、進歩の程がうかがえた。
    スピーチコンテストを通じて、若者達が日常生活の中で、マスメディアや日本の駐在員と接触するなど、何らかの形で日本語に触れる機会があり、また日本語を勉強する動機も多様化していることがわかった。


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ファックス番号:054-254-2542

メール:kokusai@pref.shizuoka.lg.jp