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北米駐在員報告2003年1月 政治 頂点に立つアメリカの光と影(年末年始の米紙から)
その一方で、年末年始の社説は「アメリカの強大さにも関わらず、どうして国難が襲い、経済危機がささやかれ、テロの脅威におそれなければならないのか」とのボストン・グローブの自問自答に象徴される苦汁がにじむ。 対する庶民感覚はどうやら米紙の論説委員とは相当乖離している。周囲を見回せば、ホームレスへの避難所もほとんどなく、慈善団体の無料給食を求めて寒空に列をなす人々が増えている。ブッシュ大統領の「北朝鮮の金正日は国民を飢えさせ、経済を破壊させるので許せない」との発言に、庶民は「何たる偽善」と怒り、USAトゥデイは庶民実感を反映する投書を年末年始に数多く掲載している。 |
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